経理にこそ副業を進める理由2選

経理・会計
ふるとり
ふるとり

ブログ投稿3日目!アドセンス取得に向けて頑張っております。

第二新卒で経理職をしている、ふるとりと言います。

・現在経理職として働いている人

・簿記の資格を勉強中・または資格を持っている人

そんな人にこそ読んでほしい記事です。5分くらいで読めます。

副業を初めて3ヶ月、経理の経験が生きたことがいくつかありました。

簿記を持っている人にも生かされることだと思うので楽しみにしてください。

私が感じたことは2つあります。

売上を上げる経験を積める

 経理部門はよくコストセンターと言われます。

売上を直接上げる営業部門がプロフィットセンター、バックオフィス部門がコストセンターと言われることが多いです。しかしこれは誤解を生みやすい表現だとも言えます。

誤解を生みやすいどころか、弊害もあると思います。

この表現だと企業経営が苦しくなったとき、コストセンターは真っ先に削減の対象となる可能性があるからです。

確かに経理部門はプロフィットをあげていません。しかし、厳密には営業部門だけでもプロフィットをあげていないのです。

一体どういうことか。利益は売上とは違うからです。

収益(Revenue)-費用(Cost)=利益(Profit)

売上とは収益の一種類にあたります。

ふるとり
ふるとり

売上と収益と利益って名前が似てるけど意味が違うんだね

企業活動の目的は色々ありますが、中でも大切なのが継続的な利益の確保です。

収益をいかに高く稼いでもそれ以上の費用をかけてしまっていては本末転倒です。

国と株主に還元ができなくなってしまいますからね。

SNSでよく見る年”商”○万円などにも注意です。大切なのはどれほど手元に残したかどうかですからね。

この式から分かる、利益を上げるために大切なのは、収益の最大化と②費用の最小化です。

営業部門は①に、バックオフィス部門は②に主に注力します。両者の片方がかけてもプロフィット(利益)をあげることが難しいということです。

タンゴみたいなものです。一人だけでは踊れないのです。

実際に会社で経理が求められていることで多いのが、コスト削減や業務改善だと思います。

役割上、経理は売上をあげることに意識することがなかなか難しいです。

しかし、副業をするということは売上を上げる経験に他なりません。

売上を上げること・経験がある経理職員の希少性がお分りいただけたかと思います。

より付加価値の高い経理職員になれる

売上を上げれる経理は付加価値があります。

『付加価値』 とても抽象的な言葉ですね。

他にも戦略的・企業価値の向上なども聞こえはいいのですが、どれも曖昧ですよね。

これらは思考停止用語と呼んでいて、使用するときに気をつけていきたい言葉です。

ここでいう付加価値があるというのは、

全体最適を考えて、利益にフォーカスすることのできる攻めの経理ということです。

従来の費用削減・業務改善に取り組む経理を守りの経理とするなら

売上を上げる経験を積んでいる攻めの経理はコスト削減を考えるだけでなく、

・どうしたら今より売上が上がるのか

・資金繰りが苦しいなら入金のサイトを早くしてもらえないか

・売掛金のファクタリングの検討

・債権回収の強化するにはどうしたらよいか

このように、副業を極めていけば本業にとってもプラスに作用してくると思うので

経理職・簿記を勉強中の人が副業をすることの重要性はとても高いと感じています!

最後までお読みいただきありがとうございました!

学習指導要領が変わり、2022年度から会計に関する教育の一部が義務教育に入りますね。

簿記の知識は、全社会人必須のスキルだと考えているのでとても嬉しいです!

義務教育で学べなかった人も大丈夫。今日が一番若い日。一緒に勉強していきましょう〜!!

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