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経理部の生産性を高めたい!
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経理はオワコン?転職しよっかな
今回はそんな人にこそ読んでほしい記事です。
どうも、第二新卒で経理職として働いている、ふるとりと言います。
経理部の生産性を上げたい。その一心で本記事を執筆しました。
「守り」の経理とは
私自身、中小企業の経理で働いていて感じた経理職員の強みがあります。
それは「守備力の高さ」です。
与えられた職責を全うする責任感が強く、期日に対する意識が高い人が多い印象です。
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経理業務は申告期限・納付期限など法律で期日が決まっていることも少なくないです。
経理の方が期日に神経を使うのは自然なことですね。
延滞税・不加算税などは経理が聞きたくない言葉の1つではないでしょうか。
そしてこの強みは、コインの裏表のように弱みにもなりうると考えています。
高すぎる守備力は、
視野を狭くさせ、いま与えられている仕事に固執していまう可能性も孕んでいます
・与えられた仕事だけしていれば良いと思ってしまう
・マニュアルを作らず業務がブラックボックス化する
・上司が仕事を渡さないので部下が育たない。本人もスキルアップしない
以前私の会社で、経理部内の業務の標準化のためにマニュアル化を進めることになりました。
しかし、マニュアルがほとんどなかったことに驚きました。
会社の仕組みとしてマニュアル化を進めていくことが万が一に備えてのリスクヘッジになるんだと感じました。
本人がもし退職となった場合に
マニュアルがなく、急ぎで口頭で引き継ぎを行う。
といったことを経験した人もいるかと思います。
仕組みがあまり整っておらず、少人数精鋭で仕事を回している
中小企業に多い課題と言えるのではないでしょうか。
そんな「守り」の経理に私は、ドラクエ風にいうとバイキルトの魔法をかけたいんです。
「攻め」の経理とは
現金管理・支払い・入金チェック・決算業務などを行い真面目でなんだか近寄り難い雰囲気
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そんな従来の経理を「守り」の経理とするなら、
・コストの見える化・コスト削減案を考え行動できる人
・システム導入を行い業務フローを見直せる人
・他部門との積極的な協調、業務改善に取り組める人
このような経理は「攻め」の経理になると思います。
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なぜ「攻め」の経理がいま求められているのか
①生産性の向上に対する必要性が高まっているから
②今後ますます企業に求められてくるから
現在、国をあげて働き方改革が叫ばれています。
日本の働き手はこのままだとほぼ確実に減ります。
それに合わせて、生産性をあげることが喫緊の課題となっています。
しかし働き手が減ること自体を、私はネガティブに考えていません
必要は発明の母とはよく言ったもので、人が少ないからこそ
人がやらなくていい仕事をどんどん機械にやってもらい、
人間にしかできない仕事に変化していく余地があるからです。
古代エジプトで測量学が発展したのは、ナイル川が定期的に氾濫しそのあとの区画整理の必要性があったからなのだと言われています。
また、会計・財務に特化した何人かの転職エージェントにも話を聞きました。
その中では”主体性”,”協調性”,”行動力”,”業務改善への意識”などの考えを持っている人を
企業が求めていることが多いことを教わりました。
転職するにあたり依然として、経理の花形業務である決算経験があるかどうかの重要性は高いです。
しかし、決算経験をあくまで手段です。
その先まで見据えるならば
決算を通じて業界・自社に対する理解を深め、
上記で示した「攻め」の経理として活躍していくことが、
今後の経理のキャリアプランの1つになっていくのではと考えました。
今経理で働いていて、経理部内の生産性を高めたい、キャリアプランに悩んでいる人
そういった人の参考に少しでもなれたらなと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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