「カキフライ」と経理

副業マインド

みなさんこんばんわ♫

経理ブロガーのふるとりと言います🐓

今回は、「カキフライ理論」について経理の視点を交えて書いていきます。

この記事を読むと、、、

①自分を他人に紹介するときに大切な考え方を知れる。

②カキフライ理論を詳しく知ることができる。

3分くらいで読めます!

カキフライ理論って何?

これは作家の村上春樹が提唱した考え方です。
自分は今まで、村上春樹を名前だけ知っているくらいでした。
しかし、この考え方は色々な場面で応用できると考えているため今回記事として
発信します。

わからない方向けに簡単に紹介しますと、
村上春樹・柴田元幸の著作『翻訳夜話』(文藝春秋)で
村上春樹のところに学生からこんな質問が来ました。


「入社試験で原稿用紙三昧ぐらいで自分について書きなさい」

という試験問題があって、
「そんなもの、原稿用紙三昧ぐらいで書けるわけない。村上さんならどうしますか」
という質問がありました。
ここで登場するのが、「カキフライ理論」です。

…そういうとき、僕はいつも言うんだけど、「カキフライについて書きなさい」と。自分について書きなさいと言われたとき、自分について書くと煮つまっちゃうんですよ。煮つまって、そのままフリーズしかねない。だから、そういうときはカキフライについて書くんですよ。好きなものなら何でもいいんだけどね、コロッケでもメンチカツでも何でもいいんだけど…

村上春樹・柴田元幸『翻訳夜話』(文藝春秋)

私は副業を始めると同時に、twitterアカウントを同時に開設しました。

限られた文字数の中で私を伝えるには一体何を書けばいいのか。いつも悩んでいました。

年齢や出身地や働いている業界を話すことが、本当に自己紹介になっているのか?

誰かの印象に残る紹介ができているのか?

そういう疑問を感じていました。

しかし、この考え方を学んでから自己紹介を他人にすることが楽しくなりました。

村上春樹は質問に対して茶化しているのではありません。彼は続けます。

…僕が言いたいのは、カキフライについて書くことは、自分について書くことと同じなのね。自分とカキフライの間の距離を書くことによって、自分を表現できると思う。それには、語彙はそんなに必要じゃないんですよね。一番必要なのは、別の視点を持ってくること。それが文章を書くことには大事なことだと思うんですよね。

村上春樹・柴田元幸『翻訳夜話』(文藝春秋)

つまり、カキフライ(第三者)と自己との「距離」を描くことによって、物語が生まれる。
その物語が自己を紹介することにつながるのだということなのです。

あなたにとっての「カキフライ」はなんでしょうか。

誰にでも1つは、好きなものや得意なものがあるのではないでしょうか。

その「カキフライ」との距離感こそがあなたの個性であり、あなたの魅力なのです。

私が思うのは、転職活動の面接でこれを取り入れてほしいなって思ってます。

いきなり

「自己紹介してください。」

って言われても緊張しますよね?

ではなくて、

「あなたの好きなことを教えてください。それの好きな理由も交えて教えてください。」

って言われた方が自己紹介しやすいなーとも思ったり。

私の「カキフライ」である経理について

カキフライ理論を説明したところで、私の「カキフライ」である経理について書きたいと思います。

私は経理の仕事が好きです。それは

①より経営に近いところで働けるから

小さい頃から周りで経営者の人が多くいました。

なのでより経営に近いところで、仕事に携わりたいと言う思いが強かったです。

経理はお金・情報が集まるところでもあり、経営の意思決定の判断材料を提供する立場にもいるため

とてもやりがいの多い環境だと思っています。

将来は自らが意思決定をする立場にもなってみたい。そう考えているので

その際にも、経理の経験も生かしやすいのかなと思っています。

②専門性が高く、豊富なキャリアの選択肢があるから

経理と一口に言ってもそのキャリアは沢山あります。

一番イメージしやすいのは伝票起票や支払いなどでしょうか。

確かにそのような事務的な仕事も沢山あります。

ですが、

財務・税務申告・IPO・開次資料作成・決算作成・予実管理・債権回収など

より専門的な仕事も沢山あります。

最初は事務的な仕事から入り、その後の適正で自分なりのキャリアパスを選択できることも経理の

魅力の1つなのかなと思います。

応用編「〇〇のことどう思う?」

カキフライ理論は、自分を他人に紹介するときだけではありません。

他人の価値観を知るのにも応用ができるんです!!!

特に、恋愛の場面で活躍することが多いです。

気になる相手がいて、

「あなたは自分がどんな性格だと思ってる?」

とは聞き辛いですよね。

もし聞けたとしても、最初から正直に答えてくれるとは限りません。

そんなときに便利なのが、「カキフライ」になります。

例えば有名人を例にとって、

「○○のことどう思う?」

って聞いてみるんです。

そこで、有名人に対する性格を褒める言動であったり、

「絶対裏でたくさんの努力してるよね。」

などと言うのであれば、その人自身の性格も好意的な可能性が高いんです。

あまりに聞きすぎると不自然にも思われてしまうので、

自然な流れを意識して聞いてみてくださいね。

まとめ

「カキフライ」(第三者)と自分との距離を描くことによって、物語が生まれる。

その物語が、自分を説明することにつながる。

そしてそれが、あなたの個性であり魅力であるということ。

この考え方を応用することで、他人の価値観を知ることにも用いることできる。

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