ダイエットに興味はあるけど、何からすれば良いのかがわからない
運動は大事だと思うけど、今は健康だしまだしなくてもいいかな。
そう思う人にこそ読んで欲しい記事です。
なぜ筋トレをするのか?
自信が欲しい、趣味が欲しい、太りたくない、モテたい、モテたい、モテたい
など様々な理由があると思います。
今回現役の経理マンである、私ふるとりがなぜ筋トレをするのか?
について会計的な視点を交えてブログを執筆しました。
今回は企業会計の「減価償却」という考え方を参考に執筆していますので、経理特有の考え方の1つである減価償却に対する理解も深めることができます。
この記事を読むと・・・
なぜ筋トレをすることが大切なのかがわかる。
会計の「減価償却」の考え方を知ることができる。
きっかけ
同級生と飲みをしていた時に趣味の話になり、ふるとりは趣味である筋トレについて話をしました。
すると同級生から
どうして筋トレするの?何が楽しいの?
と言われたので、ふるとりは
達成感と健康でいれるからやってるよ
昨日より重いもの持ち上げられるようになったら嬉しいし、何よりずっと健康でいたいからさ。
すると同級生から、
健康でいたいって、、、いま健康じゃないの?
今健康ならどうして辛い思いしてトレーニングしてるの?
物好きだね。
と言われて衝撃を受けました。
悪気はないのだとは思ったので、より一層衝撃を受けました。
確かに、最近太りやすくなったとは思うけど食事制限すればいいんじゃない?
とも言っていて、筋トレをなぜするのか。その魅力が伝わりきっていないのではないかと考えました。
筋トレには多くの魅力があります。
その魅力を十分に知った上で、
「自分には合わないな」
となってしないのは全然いいのですが、魅力が伝わらないうちにイメージだけで
嫌煙されてしまうことに耐えられないなと感じ、本記事を執筆しました。
加えて現役の経理マンであるふるとりが、大切にしている経理の目線でも伝えていきたいとも思っています。
結論-なぜ現役経理マンは筋トレをするのか
ものや機械と同じで人間の体も、「減価償却」が進んでいる
いまの健康は当たり前ではなく、努力して持続していことが大切。
モノなら減価の金額と方法と年数は決まっているが、人の場合は自分の努力次第で
健康の状態を少しでも長くすることが可能
健康の努力をするための最適な解の1つが、筋トレである。
減価償却とは-その歴史と会計的意義
減価償却とは、複式簿記における考え方の1つです。
意味は文字通りで、物の価値を減らして費用に計上(償却)していくということです。
そもそも複式簿記の始まりは、13世紀の中世イタリアであると言われています。
しかし、最初から減価償却という考え方は存在していませんでした。
減価償却の考え方が登場するのは今から200年前、1820年代のイギリスにおいて登場しました。
複式簿記の長い歴史機の中で減価償却の登場は意外と最近なんですね。
必要は発明の母です。では1820年代には何が起きていたのでしょうか。
まさしく産業革命が起きている最中であり、鉄道や蒸気機関をはじめとする新しい技術が
使われ始めた時代でした。
産業革命は人々の生活を一変させたように、会計のあり方も大きく変えました。
今までは、購入した資産(線路や車両など金額の大きい資産)を年数によって費用に計上していくという考え方自体がありませんでした。
なので、資産を購入した年度は巨額の赤字が計上されるという事態が起きてしまいました。
これは、収益を正しく認識するという会計のあり方とかけ離れています。
収益が分からなければ、株主に対して正しく配当をすることもできなくなってしまいます。
それを解決するために発明されたのが、減価償却という考え方です。
これは初期の投資額を資産として計上し、そのあとは耐用年数ごとで該当する金額を費用として
計上していく考え方です。
購入する資産ごとで、耐用年数(何年で費用として計上し終えるのか)は異なります。
国税庁のHPで調べれば、一覧を見ることができます。
最近の会計ソフトは進歩が進み、該当する資産を選択するだけで償却年数・償却方法・償却金額を計算してくれます。
減価償却の考えが発明することで、より正しく収益を認識することが可能になったのです。
そして、減価償却をするにもいくつかルールがあります。
例えば償却をするための方法にも違いがあります。
主要な2つをあげると、定額法と定率法というものがあります。
定額法とは、毎年決まった金額を償却することを言います。
定率法とは、基準となる率に従って償却することを言います。購入した最初の年度の方が金額が大きくなりだんだんと金額が小さくなるという特徴があります。
どちらを採用するかは場合によりますが、個人事業主の場合は原則として定額法を採用することになります。
減価償却を人に当てはめると
資産に減価償却という考えがあるように、私たち人にもこの考え方は応用できると考えています。
つまり生まれてから亡くなるまで(平均寿命=耐用年数)のうちで、年齢を重ねるごとに太りやすくなったり病気になりやすくなったりします。昨日今日では目には見えなくとも、私たちの身体は毎日変化しているのです。
人の価値を、ものと同じように数字で表すということに違和感を覚える人もいるかもしれません。
しかし、数字で表すだけならば中立的で良いも悪いもありません。
寧ろ数字化することによって、今の自分の立ち位置を客観的に知れたり改善のための行動に繋げることができると考えています。
いけないのは、金額の大きい少ないで人の優劣を決めることです。
物の場合だと、耐用年数や償却される金額というのはあらかじめ決まっています。
しかし、人間の場合は努力することでこの償却される数字を減らすことができます。
定率法のように、若いうちに酒やタバコの味を覚えて30代から急にガタがくる
のは辛いですよね。若いうちは健康な分多少の無茶が効くものです。
効くものですが、それが積もりに積もると累積して後々に痛い目に遭ってしまう可能性もあるのです。
なぜ、食事制限ではなく筋トレなのか
ダイエットをするだけなら、食事を制限すればいいんじゃない?と思う人もいるでしょう。
消費カロリー>摂取カロリー
これが、体重の痩せる原則です。
消費カロリー<摂取カロリー
これが、体重の増える原則です。
食事制限というは、この摂取カロリーを最小化しようとする試みです。
しかしこれには問題があります。
①消費カロリーの効率性を考慮に入れてない
②我慢は続かない
原則でも書いた通り、消費カロリーとの比較においてそれよりも摂取カロリーが少なければ体重は痩せます。この消費カロリーは、
基礎代謝
生活活動代謝
食事誘発性熱産生
に分解できます。
今回は、基礎代謝だけ説明しますね。
割合でいうと6:3:1くらいになります。
基礎代謝というのは、何もしていなくても消費してくれるエネルギー量のことを言います。
そしてこの基礎代謝に大きく関わっているのが、筋肉量になります。
筋肉量が多くなればなるほど基礎代謝が上がります。基礎代謝が上がるということは勝手に消費してくれるエネルギーの量が増えるということを表しています。
先ほど食事制限のみにこだわるのはいけないと書きましたが、これは何よりもしんどい。続かないんです。
食事を我慢していたけどついつい食べてしまった。そういう経験をしたことない人を探す方が大変でしょう。
それに加えて、筋肉量というのは年齢を重ねるごとに減少していきます。
筋肉量が減るということは、消費カロリーの効率性が悪くなるということです。
脂っこい食事は控えていて、今までの食事をしているだけなのに最近太ってきた・・・
そういう人は消費カロリーの効率性が下がっている可能性が高いです。
一番の理想は、筋トレと食事制限の並行することです。
消費カロリーが最大化され、摂取カロリーが最小化されるからです。
なかなか大変なことですが、健康を維持するために長い目で見たら絶対にした方が良いと思うことの1つです。
まとめ
健康は当たり前なのではなく、日々「減価償却」が進んでいる。
今ある健康の状態を当たり前と思うのではなく、何もしないと自然と悪くなってしまうと考えて
健康でいるための行動をすることが大切。
特に筋トレは健康を維持するための最適な解の1つになりうる。
なぜ食事制限をするだけでは十分ではないのか。
消費カロリーと摂取カロリーの2つを比較しながら筋トレと食事制限の両方を取り入れていくことが大切。
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