【3個の礼】大人にこそ伝えたい将棋の魅力

将棋
ぴよ
ぴよ

将棋?聞いたことはあるけどルールが難しそう

ふるとり
ふるとり

なんだか頭よく使うイメージで自分には向いてなさそう

ぴよ
ぴよ

昔小さい頃に学校とかおじいさんと将棋を指したことがあるけど、最近はしてないな

ふるとり
ふるとり

なんかいい趣味ないかな〜

そんな人にこそよんで欲しい記事です!

将棋をあまり知らない人でも、「藤井聡太」「羽生善治」「将棋めし」というワードを

ニュースで一度でも聞いたことのある人も少なくないと思います。

そういった人に、もうちょっと深く踏み込んで将棋の魅力を語りたいです。

今回は将棋歴10年のふるとりが、将棋の魅力について書きました!!

将棋の専門用語を一切使わないので

初心者の方もかなり読みやすい内容だと思います😀

⬆︎将棋の初期配置の図です。ここから試合が始まります。

将棋の魅力は語りつくせないほどありますが

なかでも今回は厳選して1つ、将棋の魅力を語ります。

将棋が持つ3個の礼について、

仕事でもどう生かされているのか

これを交えながら進めていきます。

執筆した背景 

その前になぜ、今回この記事を書こうと思ったのか。そこからお話ししたいと思います。

日本の将棋人口が毎年減少しているから

そういった危機意識から本記事を書こうとしました。

毎年公益財団法人日本生産性本部が発表している、「レジャー白書」では

2009年で1,350万人→→2014年で850万人→→2021年で530万人

と右肩下がりとなっています。

趣味の多様化・スマホ文化の浸透・高齢者人口の引退など、少子高齢化のように様々な要因が

色々組み合わさってこのような結果になっています。

勿論、将棋そのものを強制するつもりはありません。

しかし、将棋の魅力を伝えた上でその人の価値観に合わないなと思って

しないのはいいのですが

なんとなく

「難しそうだから。」

という理由で、将棋のことをやめてしまうのはとても

勿体無いなって感じるんですよね。

気持ちを入れ替える「よろしくお願いします。」

試合をする2人は最初に、

「よろしくお願いします。」

と言って試合を始めます。

試合が始まってからは勝負が始まりますので、無言で試合が進んでいきます。

「挨拶を自分からしましょう」

子供の頃に誰もがそう学んだことだと思います。

しかし、大人はどうでしょうか。

オフィスに入る時、

・挨拶をしないで入る人

・挨拶をしても無愛想な人

・挨拶をしたら初めて返してくれる人

そういう人、意外と多いのではないでしょうか。

挨拶の一言があるのとないのでは、話しやすさ・仕事のしやすさに大きい違いがありますよね。

将棋を学ぶ中で、まずこの礼を重んじる姿勢が養われます。

成長へとつながる「負けました。」

そして試合の最後には、負けた方が勝者に対して

「負けました

そう言うことで試合が終了します。

逆を言えば

言わない限り試合を終わらせることができないと言うこと。

これは、将棋を始めたての子供にとって言葉にするのが簡単ではありません。

将棋は麻雀などと違って、運の要素がほとんどありません。

なので負けたということは、

シンプルに自分の実力が相手より足りなかったから

このことに他なりません。

この事実があるのに加えて、負けた側が自分の口で

「負けました」

と言わなければならない。

つまり、負けた責任を自分で引き受けると言うことです。

他の試合やスポーツを想像してみてください。

決められた点数をとったり、時間が経過して試合が終了することがほとんどでしょう。

このことが将棋の特異性を表しています。

責任を自分でとる経験

これは大人にでも十分に生かされます。

そもそも”責任”という言葉を好意的にとる人は少ないかと思います。

しかし責任をとれるということは、

自分のできなかった点を素直に認めて、対策を考えることにつながります。

そこから成長があるのです。

将棋でも仕事でも、自分のできない点を素直に認めて改善につなげる人は

成長している人が多いです。

「負けました」がもつ力は、大人にこそ生かされるはずです。

感謝へとつながる「ありがとうございました。」

負けた側が

「負けました。」

を宣言した後は、2人でその試合の振り返りを行います。

そこではあれが良くなかったとか。これが良かったとか

お互いの考えていたことを惜しみなく表現します。

そして試合の振り返りが終わった後は、

「ありがとうございました。」

そういって1つの試合が終了します。

将棋は一人では試合をすることができません。

「ありがとうございました。」

この言葉を通じて、対戦相手への感謝の気持ちを表現できます。

仕事ではどう生かされるでしょうか。

自分が悪いことをしたわけではないのに、

「ありがとうございます。」

と言わずに

「すみません。」

を多用する人は周りでいませんか。

謝罪するときと感謝するときを混同してしまっている可能性が高いです。

感謝すべき時に謝罪を使い続けると

自己肯定感を低くしてしまいますし、

善意で相手が行動してくれたのに、相手にも申し訳なさを与えてしまうので

普段何気なく使う言葉にも気をつけていきたいです。

将棋をしているひとはこの

「ありがとうございます。」

と言うべき時にはっきりと感謝の気持ちを表現できていることが多いです。

以上が

「よろしくお願いします。」

「負けました。」

「ありがとうございました。」

3個の礼が与える魅力をご紹介しました。

礼に始まって礼に終わる将棋は、日本の伝統文化そのもの

でありそこから大人の私たちが学べることはとても多いです。

最後までお読みいただきありがとうございました!!

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